learn-claude-code AIエージェント
Claude Codeのような本格AIエージェントを全20章・実動コード付きでゼロから自作できるオープンソース学習リポジトリ。MITライセンス・完全無料。GitHubスター約67,000超(2026年7月時点)の超人気教材。
spec — 基本情報
| github_stars | 70.9k |
|---|---|
| pricing | 完全無料 / オープンソース(MITライセンス)。Anthropic APIキー(従量課金)が別途必要 |
| license | MIT |
| japanese | 不明 |
概要
learn-claude-codeは、shareAI-labが公開するオープンソースの学習プロジェクトです。「AIエージェント(AIが自律的に考えて行動し続ける仕組み)をゼロから自作する」というテーマで、全20章・各章に独立した動作可能なPythonコードとSVG図解が付属します。MITライセンスで完全無料公開されており、2026年7月時点でGitHubスター約67,000・フォーク約11,000を誇る、AIエージェント学習教材としては世界有数の規模です。中国語・英語・日本語の3言語対応READMEが各章に同梱されており、日本語話者もドキュメントを読みながら学べます。
なぜ注目されるのか——その理由は「黒箱を開ける」コンセプトにあります。Claude CodeやKode CLIといった商用AIエージェントは内部の仕組みが非公開ですが、本教材はその核心部分(エージェントループ・ツール呼び出し・コンテキスト管理・チーム連携など)を30行以下のコードから段階的に再現して見せます。「モデルが賢さの80%を担い、ハーネス(AIが動く作業環境を整えるコード)が残りの20%を担う」という考え方のもと、エンジニアが「何を作るべきか」を正確に理解できるよう設計されています。
主な機能
- 20章・段階的カリキュラム(s01〜s20): 1章ごとに概念を1つだけ追加する構成。s01の「ループ+Bashコマンド1本」から始まり、s20の「全機能を1つのループに統合した完成形エージェント」まで、脱落しにくい順序で構成されています。
- 各章に独立した動作可能コード(code.py): 章ごとに単体で実行できるPythonファイルが付属。読むだけでなく実際に動かして確認できます。前の章のコードに戻れば「どの機能が増えたか」が一目でわかります。
- コンテキスト圧縮(Context Compaction)の実装学習: 長時間の会話でAIの記憶が溢れる問題を解決する「コンテキスト圧縮」の仕組みを、コードを書きながら理解できます(s08章)。
- サブエージェント・チーム協調: 親エージェントが子エージェントに仕事を割り振り、非同期で並列処理する「マルチエージェントチーム」の設計を実装例付きで学べます(s15〜s17章相当)。
- Worktreeによるタスク隔離: 複数の作業を互いに干渉させずに同時進行させる「Worktree(作業木)」の使い方を、エージェント設計の観点で学べます(s18章)。
- MCP(外部ツール接続の仕組み)の接続実装: MCP(Model Context Protocol=AIエージェントが外部のツールやデータに繋がるための規格)をエージェントのツール一覧に組み込む方法を学べます(s19章)。
- 3言語対応ドキュメント+SVG図解: 各章のREADMEは中国語(原文)・英語・日本語の3言語で提供。複雑な章にはSVGフロー図が添付され、仕組みを視覚的に把握できます。
料金プラン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リポジトリ本体 | 完全無料・MITライセンス(商用利用・改変・再配布OK) |
| Webサイト(learn.shareai.run) | 無料で閲覧可能 |
| Anthropic APIキー | 別途必要。Anthropic公式サイトの従量課金プランを参照(詳細は公式サイト参照) |
| GitHubアカウント | 無料プランで利用可能 |
> 注意: コードを実際に動かすにはAnthropicのAPIキーが必要です。APIの利用料金はAnthropicの公式料金ページをご確認ください。learn-claude-code自体には課金要素はありません。
導入方法
前提条件: Python 3.x・Git・Anthropic APIキー(Anthropic公式サイトで取得)
# 1. リポジトリをクローン(自分のPCにコピー)する
git clone https://github.com/shareAI-lab/learn-claude-code
cd learn-claude-code
# 2. 必要なPythonライブラリをインストールする
pip install -r requirements.txt
# 3. APIキーを設定する
cp .env.example .env
# .envファイルを開き、ANTHROPIC_API_KEY=あなたのキー を記入する
# 4. 最初の章(s01)からコードを実行する
python s01_agent_loop/code.py
# 中間の複雑な章を試す場合
python s08_context_compact/code.py
# 最終章(全機能統合)を確認する
python s20_comprehensive/code.py
Webサイトで読む場合(コードを動かさずドキュメントだけ読みたい場合):
cd web && npm install && npm run dev
# ブラウザで http://localhost:3000 を開く
> 推奨: s01から順番にREADME.ja.md(日本語訳)を読み、各章のcode.pyを実際に動かしながら進めてください。各章は前章の内容を前提としているため、飛ばし読みは非推奨です。
こんな人におすすめ
- 「AIエージェントを作ってみたいが内部の仕組みがわからない」個人開発者: Claude CodeやCursorのような自律型AI開発ツールの内部設計を、動くコードで理解したい方。ハーネス工学の全体像を30〜200行のコードで段階的に把握できます。
- Pythonが読める・書けるが、AIエージェント設計は初めての方: 難解な論文や抽象的な解説ではなく、「実際に動くコード+図解+日本語README」で学べるため、AI応用開発への入り口として最適です。
- 自社サービスにAIエージェント機能を組み込みたいスタートアップ・個人開発者: 全20章を修了後、Kode-CLI(学習の延長線にある本格CLIツール)や公式SDKへ進む道が自然に用意されています。
- 「なぜClaude Codeはあんなに賢く動くのか」を知りたい好奇心旺盛な方: 商用製品の黒箱を教育用に再現したリポジトリなので、AIエージェントの設計哲学そのものを理解できます。製品を使うだけでなく、作る側の視点を得たい方に向いています。
よくある質問
Q. プログラミング初心者でも学べますか? A. Pythonの基本文法(関数・ループ・辞書など)が読める方を対象としています。完全なプログラミング未経験の方には難しい場合があります。ただし各章のREADMEは日本語訳も用意されており、コードと合わせて読めば概念は理解しやすい構成です。
Q. Anthropic以外のAIモデル(DeepSeekやGLMなど)でも動きますか? A. 本教材のコードはAnthropicのAPIを前提に書かれています。ただし学習後に進めるKode-CLIは、GLM・MiniMax・DeepSeekなどの開放型モデルにも対応しています。教材本体での他社モデル対応は公式には明記されていないため、詳細は公式GitHubのIssueをご確認ください。
Q. 20章すべてが最新版ですか?Webサイトと内容が違うのはなぜですか? A. 2026年時点の最新版はGitHubリポジトリ直下の「s01〜s20フォルダ(新20章トラック)」です。公式Webサイト(learn.shareai.run)は移行期間中のため、旧12章版を表示している場合があります。新規学習者はGitHubのs01_agent_loop/〜s20_comprehensive/フォルダを参照してください。
Q. 学習後はどうすればよいですか? A. 20章を修了すると、ハーネス工学の全体像を理解した状態になります。公式が提示する次のステップは2つです。①npm i -g @shareai-lab/kodeでKode-CLI(本格的なエージェントCLI)をインストールして実プロダクト開発に進む、②kode-agent-SDKを使ってバックエンドやブラウザ拡張機能にエージェント機能を組み込む、のいずれかです。
glossary — わからない用語があったら
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