Ollama OSS

ローカルマシン上でオープンソースLLMをワンコマンドで起動・管理できるOSSランタイム。macOS・Windows・Linux対応、OpenAI互換APIとAnthropic互換APIを同時に提供し、プライバシーを保ちながら開発ワークフローに組み込める点が最大の特徴。

last-updated: 2026-08-23 · source: database

github_stars179.3k
pricingローカル実行は完全無料・無制限 / Ollama Cloud: Free(無料)・Pro $20/月・Max $100/月
licenseMIT
osmac / windows / linux
japanese非対応
difficulty初級
recommendedローカルLLM環境の構築・プライベートなAI活用

概要

Ollamaは、Llama・Gemma・Qwen・DeepSeek・Mistralなど多数のオープンウェイトLLMを、ローカルマシン上でワンコマンド(ollama run <モデル名>)で起動・管理できるオープンソースのLLMランタイムです。macOS・Windows・Linuxにネイティブ対応し、NVIDIA GPU・AMD GPU・Apple Silicon(MLXエンジン)・CPU専用環境まで幅広いハードウェアをサポートします。Go言語で書かれたデーモンがモデルのダウンロード・キャッシュ・推論を一元管理するため、Dockerのような感覚で手軽にLLMを扱えます。

OpenAI Chat Completions API互換のRESTエンドポイント(localhost:11434)を標準提供しており、LangChain・LlamaIndex・ContinueなどOpenAI向けに書かれたツールをコード変更なしで接続できます。2026年初頭にはAnthropic Messages API互換のエンドポイントも追加され、Claude Codeなどのエージェントツールをローカルモデルのバックエンドとして使えるようになりました。企業の資金調達額は$88Mに達し、8.9百万人以上の開発者が利用しています。

主な機能

料金プラン

プラン月額ローカル実行クラウド同時接続数主な用途
Local(OSS)無料無制限なし自前ハードウェアでの個人・チーム利用
Cloud Free$0無制限1モデルクラウドモデルの試験的利用
Cloud Pro$20/月(年払い $200)無制限3モデル同時個人開発者の日常的なエンジニアリング作業
Cloud Max$100/月無制限10モデル同時本番エージェント・RAGワークロード

> 注意: クラウドプランの使用量はトークン数ではなくGPU稼働時間で計算されます。セッション制限は5時間ごと、週間制限は7日ごとにリセットされます。ローカルでのモデル実行は常に無制限・無課金です。最新の制限値は公式料金ページ(ollama.com/pricing)で必ず確認してください。

導入方法

1. インストール

# macOS(Homebrew)
brew install ollama

# Linux(公式スクリプト)
curl -fsSL https://ollama.com/install.sh | sh

# Windows
# ollama.com からインストーラーをダウンロード
# winget install ollama

2. モデルを取得して実行

# モデルをダウンロード
ollama pull gemma4

# インタラクティブチャットを起動
ollama run gemma4

3. REST APIで呼び出す

curl http://localhost:11434/api/chat -d '{
  "model": "gemma4",
  "messages": [{"role": "user", "content": "Why is the sky blue?"}],
  "stream": false
}'

4. Python SDKから使う

from ollama import chat

response = chat(model='gemma4', messages=[
  {'role': 'user', 'content': 'Why is the sky blue?'}
])
print(response.message.content)

5. コーディングエージェントと統合する

# Claude Codeをローカルモデルで起動
ollama launch claude

6. Dockerを使う場合

# Docker Hubの公式イメージを利用
docker run -d -v ollama:/root/.ollama -p 11434:11434 ollama/ollama

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. GPUがなくてもOllamaは動きますか? A. はい、動作します。OllamaはGPUなしでCPUのみでも実行できます。GPUがあれば推論は大幅に高速化されますが、必須ではありません。Apple SiliconのMacはUnified Memoryを活用するため、GPUなしの環境の中でも特に効率的に動作します。

Q. OpenAIのSDKやLangChainをそのまま使えますか? A. はい。Ollamaはポート11434にOpenAI Chat Completions API互換のエンドポイントを提供しています。LangChain・LlamaIndex・OpenHandsなど、OpenAI向けに書かれたツールはベースURLをhttp://localhost:11434に変更するだけで利用できます。2026年初頭からはAnthropic Messages API互換エンドポイントも追加されています。

Q. Hugging FaceのモデルをOllamaで使えますか? A. はい。GGUFフォーマットのモデルファイルをダウンロードし、FROM ./model.ggufと記述したModelfileを作成後、ollama create mymodel -f Modelfileを実行することで、公式ライブラリ外のモデルも利用できます。

Q. ローカル実行とOllama Cloudは何が違いますか? A. ローカル実行は自分のハードウェア上でモデルを動かすため、完全無料・無制限で、データが外部に出ません。Ollama Cloudは、自前GPUがない場合やVRAMに収まらない大規模モデルを利用したいときに使うマネージド推論サービスです。CLIやAPIの使い方は全く同じで、モデル名に:cloudを付けるだけで切り替えられます。クラウド利用にはollama.comアカウントが必要です。

導入手順

curl -fsSL https://ollama.com/install.sh | sh
ollama run llama3.3

比較

連携できるツール

LLM(大規模言語モデル)APIAPIキーオープンソース(OSS)クラウドフレームワークCLI(コマンドライン)Docker
#local-llm#ollama#oss#popular