gpt4free AIツール
gpt4freeは、GPT-4・DeepSeek・Geminiなど複数の最新AIモデルをAPIキーなしで利用できるオープンソースのPythonライブラリ。GPLv3ライセンスで無料公開されており、Pythonコード・WebGUI・Dockerの3通りで導入できる。
spec — 基本情報
| github_stars | 66.5k |
|---|---|
| pricing | 完全無料・オープンソース(GPLv3)/ 有料プランなし |
| license | GPL-3.0 |
| japanese | 不明 |
概要
gpt4free(通称 g4f)は、@xtekky 氏が開発しコミュニティが維持するオープンソースのPythonライブラリです。GPT-4系・DeepSeek・Gemini・Claudeなど複数の大規模言語モデル(LLM=人間の言葉を理解・生成できるAIエンジン)を、ひとつの統一されたインターフェイスから呼び出せるように設計されています。GitHubのスター数は6万5千以上を誇り、AIツールのオープンソース分野でトップ200リポジトリ入りしている注目プロジェクトです。
このツールが注目される最大の理由は「APIキー(各AIサービスへの入場券)なし・月額費用ゼロ」でGPT-5・DeepSeek v3・Gemini 3などの最新モデルを試せる点にあります。さらにOpenAI互換のREST API(Interference API)としてローカルに立ち上げられるため、すでにOpenAI向けに書いたコードをほぼそのまま流用できます。ライセンスはGPLv3で、商用・個人を問わず自由に改変・再配布が可能です。
主な機能
- マルチプロバイダー対応: GPT-5・Claude・DeepSeek・Gemini・Grokなど多数のAIモデルを一つのコードから切り替えて使えます。電源タップのように、差し込む先を変えるだけでモデルを交換できるイメージです。
- ローカルWebGUI(画面操作UI): ブラウザで動くチャット画面がローカルに立ち上がり、コードを書かなくてもAIと会話できます。スマートフォンから自分のPCのIPアドレスにアクセスして使うことも可能です。
- Interference API(OpenAI互換のAPI窓口): FastAPIベースのOpenAI互換サーバーをローカルに建て、既存のOpenAI向けコードをAPIキーなしでそのまま動かせます。エンドポイントはデフォルトで
http://localhost:1337/v1です。 - 画像・音声・動画の生成: Pollinationsなどのメディア生成プロバイダーを通じて、テキストから画像・音声・動画を生成できます。生成されたファイルはローカルフォルダに自動保存されます。
- JavaScriptブラウザクライアント: バックエンド(サーバー側の仕組み)を用意しなくても、HTMLファイルに数行書くだけでWebページから直接AIを呼び出せる公式JSクライアントが提供されています。
- Docker対応(環境丸ごとパッケージ化): Dockerというコンテナ技術を使えば、Pythonの環境構築なしに1コマンドで全機能を起動できます。フル版とスリム版の2種類のイメージが提供されています。
- 非同期・ストリーミング対応: 複数のプロバイダーを同時並行で呼び出す非同期処理や、AIの回答をリアルタイムに1文字ずつ受け取るストリーミング表示に対応しています。
料金プラン
| プラン | 費用 | 内容 |
|---|---|---|
| 無料(OSS) | 完全無料 | 全機能が利用可能。商用・個人用途問わずGPLv3ライセンスのもとで使用・改変・再配布できる |
| g4f.dev エンドポイント | 無料(公式サイト記載) | ブラウザやアプリから直接使える無料AIエンドポイント。インストール不要 |
gpt4freeはオープンソースソフトウェアであり、公式が提示する有料プランは存在しません。料金の最新情報は公式サイト(https://g4f.dev)を参照してください。
導入方法
【方法①】pipでインストール(最も手軽)
Python 3.10以上が必要です。ターミナル(コマンドを入力する黒い画面)で以下を実行します。
# 基本インストール
pip install -U g4f
# Web画面(GUI)も使いたい場合
pip install -U g4f[gui]
# 画像生成も使いたい場合
pip install -U g4f[image]
インストール後、Pythonファイルに以下を書くだけでAIが使えます。
from g4f.client import Client
client = Client()
response = client.chat.completions.create(
model="gpt-4.1",
messages=[{"role": "user", "content": "こんにちは"}]
)
print(response.choices[0].message.content)
【方法②】Dockerで起動(環境構築なし・おすすめ)
Dockerをインストール済みであれば、以下の2コマンドで画面付きサーバーが起動します。
docker pull hlohaus789/g4f
docker run -p 8080:8080 -p 7900:7900 \
--shm-size="2g" \
-v ${PWD}/har_and_cookies:/app/har_and_cookies \
-v ${PWD}/generated_media:/app/generated_media \
hlohaus789/g4f:latest
起動後、ブラウザで http://localhost:8080 を開くとチャット画面が表示されます。
【方法③】ブラウザのみ(インストール一切不要)
HTMLファイルに以下を書くだけで、サーバー不要でAIを呼び出せます。
<script type="module">
import Client from 'https://g4f.dev/dist/js/client.js';
const client = new Client();
const result = await client.chat.completions.create({
model: 'gpt-4.1',
messages: [{ role: 'user', content: 'こんにちは' }]
});
console.log(result.choices[0].message.content);
</script>
こんな人におすすめ
- AIツールを作りたいが費用をかけたくない個人開発者: 月額APIコストをゼロにしたまま、チャットボットや要約ツールなどを試作したい人に最適です。
- 複数のAIモデルを比較したい人: GPT・DeepSeek・Geminiなどを1つのコードで切り替えて試せるため、どのモデルが自分の用途に合うか手軽に検証できます。
- 既存のOpenAI向けコードを流用したい人: Interference APIにより、すでにOpenAI APIで書いたコードをAPIキーなしでそのまま動かせます。
- Pythonを学びながらAI開発を始めたい人: インストールから最初の動作確認まで数分で完了するため、AI開発の入門素材としても活用できます。
よくある質問
Q. 本当に無料で使えますか? A. はい、gpt4freeはGPLv3ライセンスのオープンソースソフトウェアで、ソフトウェア本体の利用・改変・再配布はすべて無料です。ただし、利用するプロバイダーのサービス規約(各AIサービスの利用ルール)は別途確認する必要があります。
Q. プログラミングができなくても使えますか? A. WebGUI(ブラウザで動くチャット画面)をDocker経由で起動すれば、コードを書かずにAIと会話することが可能です。ただし、セットアップにはターミナル操作(コマンドの入力)が必要です。
Q. どんなAIモデルが使えますか? A. GPT-4系・GPT-5・DeepSeek v3・Gemini・Claude・Grokなど多数のモデルに対応しています。利用可能なモデルの最新一覧は公式ドキュメント(https://g4f.dev/docs/providers-and-models)で確認できます。モデルの可用性はプロバイダーの状況により変動します。
Q. 商用アプリに使っても大丈夫ですか? A. ライセンスはGPLv3であり、改変・再配布する場合はソースコードの公開が求められます。また、各AIプロバイダーのサービス利用規約への準拠は利用者自身の責任となります。本番環境では公式APIの使用も検討することが公式ドキュメントで推奨されています。
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