kilocode AIツール

Kilo Code(kilocode)はVS Code・JetBrains・CLIで動くオープンソースのAIコーディングエージェント。500以上のAIモデルをマークアップなしで利用でき、計画・実装・デバッグ・コードレビューを自律的にこなす統合開発プラットフォーム。

last-updated: 2026-07-16 · source: database

github_stars26.3k
pricing拡張機能は無料(オープンソース) / BYOK(自前APIキー)無料利用可 / Kilo Pass Starter $19/月〜 / Teamsプラン $15/ユーザー/月
licenseMIT
japanese不明

概要

Kilo Code(kilocode)は、VS Code・JetBrains・CLIで動くオープンソースのAIコーディングエージェントです。2025年3月にRoo Codeからフォークして誕生し、2026年中頃には3,000万ダウンロード超・40兆トークン処理という急成長を遂げました。GitLabの共同創業者Sid Sijbrandijも参画しており、8百万ドルのシード資金を調達して開発が続けられています。

最大の特徴は「完全透明な料金」と「500以上のAIモデルを自由に選べる」点です。ツール本体はApache 2.0ライセンスで無料公開されており、自分でAPIキーを持ち込めばKiloへの追加費用はゼロ。Kilo Gatewayを通じても、OpenAIやAnthropicなどプロバイダー公表価格そのままで利用でき、一切の上乗せ料金がありません。特定ベンダーへのロックインを嫌うエンジニアではない個人開発者にとっても、「使った分だけ払う」シンプルな仕組みは非常にわかりやすいといえます。

主な機能

「Architect(設計士)」「Code(実装者)」「Debug(デバッガー)」など役割の異なるAIエージェントをタスクに応じて使い分けられます。複雑な機能追加では設計→実装→デバッグを自動で連携して処理します。

Claude・GPT・Gemini・DeepSeekなど500超のモデルに対応。タスクの途中でもモデルを切り替えられるため、「計画はGemini、コーディングはClaude」といった使い分けが自由にできます。

エディターを離れることなく、AIがブラウザを自動操作してWebアプリの動作確認・スクリーンショット取得を行います。「localhost:3000 を開いてフッターが正しく表示されているか確認して」と指示するだけで動きます。

MCP(AIにGitHubやデータベースなどの外部サービスを操作させる仕組み)のサーバーをマーケットプレイスからワンクリックで追加できます。Context7というツールを入れると、AIがライブラリの最新ドキュメントを自動参照して「でたらめなコード」を生成しにくくなります。

/review と入力するだけで、変更済みファイル・ブランチ・プルリクエスト単位のAIコードレビューがすぐ始まります。マージ前に問題をキャッチできます。

AIはセッションをまたいで記憶を持てないという問題を補うため、プロジェクトのアーキテクチャや自分の開発ルールをMarkdownファイルに記録・参照する仕組みです。毎回「このアプリの説明」をしなくて済みます。

VS Codeだけでなく、JetBrains(IntelliJ・PyCharm・WebStormなど)・ターミナルCLI・ブラウザクラウドでも動作。CLIは --auto フラグでCI/CDパイプラインへの完全自動組み込みも可能です。

料金プラン

プラン月額内容
Individual(無料)無料拡張機能・CLIを無制限に利用可。自前APIキー(BYOK)使用でKiloへの費用は0円
Kilo Pass Starter$19/月〜月額がそのままKiloクレジットに変換される。一定量使用後にボーナスクレジット付与(月次プランで最大40%増、年次で最大50%増)
Kilo Pass Pro / Expert$49〜$199/月利用量に応じた上位ティア。ボーナスクレジット倍率が上昇
Teams$15/ユーザー/月共有ワークスペース・管理者コントロール・統合請求。AIモデル利用費は別途
KiloClaw(クラウドエージェント)詳細は公式サイト参照常時稼働クラウドエージェント。Slack・Discord・Telegram連携あり

> ポイント: 拡張機能はオープンソース(Apache 2.0)で永久無料。自前APIキーを持ち込めばKiloへの支払いは一切不要です。Kilo Gatewayを利用してもモデルプロバイダーの公表価格のみで、マークアップはゼロです。

導入方法

VS Code拡張機能として使う(最も簡単)

  1. VS Codeのマーケットプレイスで「Kilo Code」を検索してインストール
  2. または以下のコマンドをターミナルで実行

`` code --install-extension kilocode.Kilo-Code ``

  1. アカウント作成後、500以上のモデルにすぐアクセス可能(初回サインアップでクレジットが付与されます)

JetBrains IDEで使う

  1. Settings → Plugins で「Kilo Code」を検索してインストール
  2. アカウントにサインインするだけで利用開始

CLIとして使う

# npm の場合
npm install -g @kilocode/cli

# macOS / Linux(Homebrew)
brew install Kilo-Org/tap/kilo

# curl で直接インストール
curl -fsSL https://kilo.ai/cli/install | bash

インストール後、プロジェクトのディレクトリで kilo コマンドを実行するだけで開始できます。

ブラウザだけで使う(ローカル環境不要)

app.kilo.ai/cloud にアクセスしてクラウド上で実行することも可能です。

こんな人におすすめ

日本語で「ログイン機能を追加して」と指示するだけで、ファイル作成から動作確認まで自動でこなします。プログラミング経験が浅くても、AIが設計・実装・デバッグを代行してくれます。

500以上のモデルを一箇所で比較・切り替えでき、マークアップゼロでプロバイダー公表価格のまま利用できます。「安いモデルで十分なタスク」「高精度が必要なタスク」を使い分けてコストを抑えたい人に最適です。

使い慣れたエディターに拡張機能を追加するだけで導入完了。エディターを乗り換える必要がなく、既存のプロジェクトにそのまま組み込めます。

MITライセンスで全ソースコードがGitHubに公開されており、AIが何をどのプロンプトで動いているかを完全に確認・監査できます。Ollamaでローカルモデルを使えばコードが外部に出ることもありません。

よくある質問

Q. 無料で使い続けることはできますか? A. はい。拡張機能・CLIはオープンソースで永久無料です。自前のAPIキー(OpenAI・Anthropic・Googleなど)を設定すればKiloへの費用は一切かかりません。Kilo Gatewayを経由してもモデルプロバイダーの公表価格のみで利用でき、上乗せ料金はゼロです。

Q. ChatGPTやClaude.aiとどう違うのですか? A. ChatGPTなどのチャットAIは「会話して答えをもらう」ツールですが、Kilo Codeはエディターの中でAIが自律的にファイルを作成・編集し、ターミナルコマンドを実行し、ブラウザで動作確認まで行う「実際に手を動かすAIエージェント」です。指示を出したら後は自動で進めてくれます。

Q. 自分のコードが外部に漏れる心配はありませんか? A. BYOKで直接プロバイダーのAPIに繋ぐ場合は、コードはそのプロバイダーのみに送られます。Ollamaなどローカルモデルを使えばコードはマシンの外に出ません。また、全ソースコードがGitHubに公開されているため、AIが何をどのように送信しているかをコードレベルで確認できます。

Q. Kilo Pass(有料プラン)に入るメリットは何ですか? A. 複数のプロバイダーに個別にAPIキーを登録・管理する手間がなくなり、ひとつのクレジット残高で全モデルを使えます。月次プランで最大40%、年次プランで最大50%のボーナスクレジットが付与されるため、ヘビーユーザーはコストを抑えられます。ただしボーナスクレジットは月末に失効するため、利用量が少ない月はメリットが薄くなります。

APIAPIキーオープンソース(OSS)クラウドデータベース(DB)GitHubCLI(コマンドライン)IDE / コードエディタ