sim AIツール

Simは、AIエージェント(自律的にタスクをこなすAIロボット)をコードなしで作成・運用できるオープンソースのAIワークスペース。ビジュアルキャンバス+自然言語指示の「Mothership」で、1,000以上の外部サービスと連携したワークフローを構築・デプロイできる。

last-updated: 2026-07-15 · source: database

github_stars29.1k
pricing無料枠あり(Communityプラン・1,000クレジット) / Pro $25/月 / Max $100/月 / セルフホスト無料
licenseApache-2.0
japanese不明

概要

Sim(sim.ai)は、AIエージェント(自律的に判断・行動するAIプログラム)をビジュアル操作と自然言語の両方で構築・管理できるオープンソースのAIワークスペースです。2025年にY Combinator(世界有数のスタートアップ育成プログラム)のバッチから生まれ、7百万ドルの資金調達を経て急成長中。GitHubのスター数は2026年6月時点で約29,000を超え、10万人以上のユーザーが利用しています。ライセンスはApache 2.0で、商用・個人どちらにも無料で利用できます。

2026年3月に「AIワークスペース」へと進化し、Mothership(マザーシップ)と呼ばれる自然言語コントロールパネルを搭載。「毎朝9時にSlackに競合情報をまとめて投稿して」のように日本語に近い感覚で指示するだけで、ワークフロー・データベース・ファイル・知識ベースのすべてをまとめて操作できるようになりました。コードを書かなくてもAI活用の自動化システムが作れる点が、エンジニアではない個人開発者にとって最大の注目ポイントです。

主な機能

料金プラン

プラン月額クレジットストレージ主な特徴
Community(無料)無料1,000クレジット(初回のみ)5 GB無制限ワークフロー作成、基本機能すべて利用可
Pro$25/月(年払い15%割引あり)5,000クレジット/月50 GB高いレート制限、無制限チームメンバー招待
Max$100/月(年払い15%割引あり)20,000クレジット/月より大容量さらに高いレート制限、大規模利用向け
Enterprise要問合せカスタムカスタムSSO・SOC2対応・専任サポート・カスタムレート制限
セルフホスト無料制限なし自己管理自社サーバーで全機能を無料で運用可能

> クレジットについて:1クレジット=$0.005(約0.7円)。ワークフロー1回の実行ごとに基本1クレジット消費し、AIモデル利用分はトークン数に応じて追加加算されます。自前のAPIキー(BYOK)を持ち込めば、Simのマークアップなしにプロバイダーの基本料金のみで利用可能です。料金の詳細は公式サイト・公式ドキュメントを参照してください。

導入方法

方法①:クラウド版(最も手軽)

  1. https://sim.ai にアクセスし、アカウントを作成
  2. ブラウザ上でそのままワークフロー作成を開始できます

方法②:npxコマンド(ローカルに1コマンドで起動)

Dockerがインストールされていれば、ターミナルで以下を実行するだけです:

npx simstudio

その後、ブラウザで http://localhost:3000 を開けば完了。

方法③:Docker Composeでのセルフホスト

# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/simstudioai/sim.git
cd sim

# 本番用で起動
docker compose -f docker-compose.prod.yml up -d

その後 http://localhost:3000 にアクセスして利用開始。

方法④:Ollamaでローカルモデルを使う(API料金ゼロ)

# GPU搭載マシンの場合(gemma3:4bを自動ダウンロード)
docker compose -f docker-compose.ollama.yml --profile setup up -d

# CPUのみの場合
docker compose -f docker-compose.ollama.yml --profile cpu --profile setup up -d

> セルフホストでCopilot(AI補助機能)を使う場合は、sim.ai → 設定 → Copilot でAPIキーを発行し、環境変数 COPILOT_API_KEY に設定してください。

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. プログラミングの知識がなくても使えますか? A. はい、使えます。Mothershipに「こんなことをしてほしい」と自然言語で伝えるとワークフローを自動生成してくれます。ビジュアルビルダーもドラッグ&ドロップで操作できるので、コードを書く必要はありません。高度な処理が必要な場合のみ、JavaScriptを書けるFunctionブロックが利用できます。

Q. 無料プランで何ができますか? A. Communityプラン(無料)では1,000クレジット(初回のみ付与)が使え、ワークフローの作成数に制限はありません。OpenAIやClaudeなどへのAPIキーを自分で持ち込む(BYOK)ことで、クレジット消費を抑えながら利用できます。また、セルフホストすれば無料で制限なく運用することも可能です。

Q. 対応しているAIモデルはどれですか? A. OpenAI・Anthropic Claude・Google Gemini・Groq・Cerebras・DeepSeek・Mistral・xAI・OpenRouterなど15以上のプロバイダーに対応しています。1つのワークフロー内で複数の異なるモデルを組み合わせることもでき、OllamaやvLLMを使ったローカルモデルも利用可能です。

Q. セルフホストとクラウド版の機能差はありますか? A. 基本機能はほぼ同じです。ただし、Copilot(ワークフロー内のAI補助機能)とMothershipはSim管理のサービスのため、セルフホスト版で使う場合はsim.aiでAPIキーを別途発行して設定する必要があります。Enterprise専用機能(SSO・高度なアクセス制御など)は有償ライセンスが必要です。

LLM(大規模言語モデル)APIAPIキーオープンソース(OSS)セルフホストクラウドデプロイデータベース(DB)