system_prompts_leaks AIツール

ChatGPT・Claude・GeminiなどAI大手のシステムプロンプト(AIへの隠し命令書)を収集・公開するGitHubリポジトリ。CC0ライセンスで完全無料。2026年7月時点でスター約58,000を超え、45以上のモデルを網羅する。

last-updated: 2026-07-16 · source: database

github_stars57.7k
pricing完全無料 / CC0-1.0ライセンス(パブリックドメイン)
licenseCC0-1.0
japanese不明

概要

system_prompts_leaksは、アイスランドの開発者 Ásgeir Thor Johnson(asgeirtj)が2025年5月に開設したGitHubリポジトリです。ChatGPT・Claude・Gemini・Grokといった主要AIサービスが内部で使用している「システムプロンプト(AIの会話が始まる前に自動で読み込まれる隠し命令書)」を収集・整理し、誰でも閲覧・利用できる形で公開しています。料理で例えるなら、各AIレストランの「秘伝のレシピ」を一か所に並べた公開図書館のようなイメージです。

2026年7月時点でGitHubスターは約58,000超・フォーク約9,600を記録し、同年5月にはワシントン・ポスト紙でも取り上げられるなど、AI透明性に関する世界的な注目プロジェクトに成長しました。CC0-1.0(パブリックドメイン相当)ライセンスで公開されており、登録不要・完全無料で全コンテンツにアクセスできます。自分でAIツールを作りたい人が「プロのプロンプト設計」を学ぶ一次資料として、開発者コミュニティで幅広く活用されています。

主な機能

Anthropic(Claude Fable 5・Opus 4.8・Claude Code・Claude Design)、OpenAI(ChatGPT GPT-5.6・Codex・GPT-5.5)、Google(Gemini 3.5 Flash・3.1 Pro・Antigravity)、xAI(Grok)、Cursor、GitHub Copilot、VS Code、Perplexityなど、45モデル以上を9つのベンダーフォルダに整理して収録しています。

各プロンプトはMarkdown(.md)形式のプレーンテキストで保存されており、GitHubのブラウザ上でそのまま読むことができます。コマンドやプログラミング知識がなくても、URLを開くだけで閲覧できます。

Gitの履歴機能を使って、モデルのバージョン間でプロンプトがどう変化したかを「差分(diff)」で比較できます。たとえばClaude Opus 4.8からFable 5への変更点をひと目で確認するといった使い方が可能です。

同じモデルでもAPIで呼び出した場合とWeb版チャットUIから使う場合でシステムプロンプトが異なることがあり、本リポジトリではその両バリアントを可能な範囲で収録しています。

未収録のシステムプロンプトがあれば、誰でもMarkdownファイルとして適切なフォルダに追加するプルリクエスト(PR)を送れます。特定モデルの追加を希望する場合はIssueで依頼することもできます。

asgeirtj.github.io/system_prompts_leaks/ にブラウザで閲覧できるWebフロントエンドも用意されており、GitHubのファイル構造を知らなくても目的のプロンプトを探しやすくなっています。

新モデルのリリース後、数時間〜数日以内にコミュニティによって新しいプロンプトが追加される傾向があります。2026年6月にClaude Fable 5がリリースされた際は、24時間以内に1,585行ものシステムプロンプトがリポジトリに追加されました。

料金プラン

プラン料金内容
無料(唯一のプラン)¥0(永続無料)全プロンプトの閲覧・ダウンロード・複製・利用が無制限。CC0-1.0ライセンスにより、商用・非商用を問わず利用可能(各AIベンダーの利用規約は別途確認が必要)。GitHubアカウント不要でブラウザから閲覧可能。

> 注意: リポジトリ自体はCC0で公開されていますが、収録されているプロンプトの原文は各AIベンダーの知的財産に該当する可能性があります。研究・学習目的での参照は問題ないとされていますが、プロンプトをそのまま自社商品に組み込む場合は法的確認を推奨します。

導入方法

方法1:ブラウザで見るだけ(最も簡単)

  1. ブラウザで https://github.com/asgeirtj/system_prompts_leaks を開く
  2. フォルダ一覧(Anthropic/OpenAI/Google/など)から気になるベンダーを選ぶ
  3. 読みたいモデルの .md ファイルをクリックして閲覧する

WebギャラリーUIを使う場合は https://asgeirtj.github.io/system_prompts_leaks/ を開くとより見やすいです。

方法2:手元にまるごとダウンロードする(Git使用)

ターミナル(コマンドプロンプト)で以下を実行します:

# 通常のクローン(全履歴込み)
git clone https://github.com/asgeirtj/system_prompts_leaks.git

# 容量を節約したい場合(最新版のみ取得)
git clone --depth 1 https://github.com/asgeirtj/system_prompts_leaks.git

クローン後は cd system_prompts_leaks でフォルダに入り、ls でベンダーフォルダの一覧を確認できます。

方法3:特定ファイルだけダウンロードする

GitHub上で見たいファイルを開き、右上の「Raw」ボタンをクリックすると生テキストが表示されます。そのページを保存するか、URLをコピーして curl コマンドで取得できます。

こんな人におすすめ

Claude・ChatGPTがどのような構成のシステムプロンプトで動作しているかを読むことで、自分のAIアプリに使うプロンプト設計の「型」を学べます。数千行に及ぶ実例が無料で手に入るのは、独学のプロンプト教科書として価値があります。

AIチャットが特定の話題を断ったり、特定の言い回しをする理由が、システムプロンプトを読むとわかります。AIの「ルールブック」を見ることで、各サービスの設計思想の違いを比較できます。

商用AIサービスがエージェント(自律的にタスクをこなすAI)向けにどのようなツール定義・制約設計をしているかが参照できます。「どう作ればいいかわからない」という段階の設計ヒントになります。

各社がユーザーに見せていない隠し命令の内容を一次資料として参照できます。AIサービスの比較記事・レポートの根拠資料として利用できます。

よくある質問

Q. これは違法なことをしているのですか?

A. リポジトリ自体は合法的に公開されているオープンソースプロジェクトです。収録されているプロンプトは、ユーザーとAIの対話を通じて(ハッキングではなく)引き出されたものです。ただし、収録内容は各AIベンダーの知的財産に該当する可能性があるため、研究・学習目的での参照にとどめ、商用利用の際は法的確認を行うことが推奨されています。

Q. 掲載されているプロンプトは常に最新・正確ですか?

A. プロンプトはあくまでも「その時点のスナップショット」です。AIベンダーはバージョン表記なしにプロンプトを更新することがあるため、リポジトリの内容が実際の動作と異なる場合があります。また、ベンダーがユーザーごとに異なるプロンプトをテストしている(A/Bテスト)ケースもあるため、一つのファイルが唯一の正解とは限りません。

Q. 自分が見つけたプロンプトを追加することはできますか?

A. はい、歓迎されています。未収録のシステムプロンプトを .md ファイルとして適切なベンダーフォルダに追加するプルリクエスト(PR)を送ると、メンテナーに確認してもらえます。特定モデルの追加を希望する場合はIssueで依頼することも可能です。

Q. ここにあるプロンプトをそのままコピーして自分のAIアプリに使えますか?

A. リポジトリはCC0ライセンスですが、プロンプトの原文は各ベンダーの著作物である可能性があります。設計の「参考・学習」として読むことは問題ないと一般的に考えられていますが、プロンプトの全文をそのままコピーして商用サービスに組み込む行為は法的グレーゾーンになり得ます。あくまでパターンや構造を学ぶ教材として活用するのが安全です。

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