ユースケース level: 初級

AI個人開発のネタ帳 — 今作ると強いアプリの型10選

「何を作るか」で迷う人へ。AI APIを組み合わせて個人でも作れる、需要のあるアプリの型を実装難易度つきで紹介します。

アイデアの前提: 「AIでしかできない」より「AIで楽になる」

個人開発で勝ちやすいのは、汎用チャットではなく特定の面倒ごとを1つ解決するアプリです。以下は実装の型として再利用できる10パターンです。

実装しやすい順に10の型

  1. 文章変換ツール(難易度★): 議事録→要約、カジュアル→敬語、など「入力→変換→出力」の一本道。LLM API1本で成立し、Webアプリの練習に最適
  2. 音声文字起こし+整形(★★): Whisperで文字起こし→LLMで整形。会議・取材・動画字幕など需要が広い
  3. 特化型チェッカー(★★): 契約書・ES・プレスリリース等の「レビューAI」。プロンプトに専門知識を込めるほど価値が出る
  4. 画像→データ化(★★): レシート・名刺・手書きメモをVision対応モデルで構造化。家計簿・在庫管理と組み合わせやすい
  5. 定期リサーチBot(★★★): 指定テーマのニュースを毎朝収集・要約してメール/LINE通知。cron+LLMの入門に最適
  6. RAG型の専門QA(★★★): 特定分野の文書(法令・マニュアル・ゲーム攻略等)を読み込ませた質問応答。ニッチなほど競合が少ない
  7. Webサイト監視+要約(★★★): 競合サイト・価格・求人などの変化を検知して通知。Browser Use等でブラウザ操作も可能
  8. パーソナル記憶型アシスタント(★★★★): Mem0のような記憶レイヤーで「自分を覚えているAI」。日記・学習・健康管理と好相性
  9. 業務ワークフロー自動化(★★★★): 「メール受信→内容判定→スプレッドシート記帳→返信案作成」のような多段パイプライン
  10. エージェント型アプリ(★★★★★): 目標を与えると複数ステップを自律実行。難しいが差別化は最大

ネタの見つけ方

自分が月に3回以上やっている面倒な作業をリスト化するのが最短です。自分が欲しいものは仕様を自分で決められ、完成後は自分が最初のユーザーとして改善点を見つけられます。

作る前の30分チェック

  • 同じものが既にあるか検索した?(あっても「日本語対応」「特定業界特化」で勝てることは多い)
  • API費用は1ユーザーあたりいくら?(無料公開するなら回数制限を最初から設計)
  • 最小構成(MVP)は3日で作れるサイズに削った?