headroom MCPサーバー

AIエージェントがLLMに送るツール出力・ログ・ファイル・RAGチャンクをLLMに届く前に圧縮し、トークンを60〜95%削減するMCPサーバー兼オープンソースライブラリ。Apache 2.0ライセンスで商用利用無料。

last-updated: 2026-07-14 · source: database

github_stars59.1k
pricing完全無料・オープンソース(Apache 2.0) / エンタープライズ向けマネージドオプションあり(詳細は公式サイト参照)
licenseApache-2.0
japanese不明

概要

Headroomは、AIエージェントやコーディングツールがLLM(大規模言語モデル)へ送るデータを、届く前にインテリジェントに圧縮する「コンテキスト最適化レイヤー」です。ツールの実行結果・データベースのクエリ結果・ファイルの読み込み内容・RAG(手持ちの資料をAIに読ませて答えさせる仕組み)のチャンクなど、AIが読むあらゆるデータを圧縮し、同じ回答を得ながらトークン数を60〜95%削減します。Pythonライブラリ・ローカルプロキシ・MCPサーバーの3形態で動作し、コードの変更ゼロでも導入できます。

AIコーディングツールのコストが従量課金に移行しつつある中、ツール呼び出しの多いエージェントセッションでは1回のデバッグだけで数万トークンが費やされることがあります。Headroomはその「無駄なトークン」を自動検出・削除し、AIが見るノイズを減らすことで応答速度の向上とコスト削減を同時に実現します。Apache 2.0ライセンスで商用利用も無料であり、GitHub上で約5.9万スターを獲得するほど急速に注目を集めているプロジェクトです。

主な機能

料金プラン

プラン料金内容
オープンソース版完全無料全機能利用可・Apache 2.0・商用利用OK
エンタープライズ(マネージド)要問い合わせデプロイ・サポート・スケーリングを代行。hello@headroomlabs.ai へ問い合わせ

> 注意:リポジトリのすべてのコードはApache 2.0ライセンスで公開されており、マネージドオプションは「自分でデプロイ・運用したくないチーム向け」の有償サービスです。個人・商用プロジェクトともに無料で利用できます。

導入方法

ステップ1:インストール(Python 3.10以上が必要)

# 推奨:全機能込みでインストール
pip install "headroom-ai[all]"

# または uv を使う場合
uv tool install "headroom-ai[all]"

# TypeScript SDK(CLIは含まれない)
npm install headroom-ai

ステップ2:使い方を選ぶ

# ① MCPサーバーとして Claude Code に登録する(最もシンプル)
headroom mcp install
# → Claude Code を再起動すると headroom_compress などが使えるようになる

# ② コーディングエージェントをラップして起動する
headroom wrap claude    # Claude Code
headroom wrap codex     # OpenAI Codex CLI
headroom wrap cursor    # Cursor
headroom wrap aider     # Aider

# ③ ドロップインプロキシとして起動(コード変更ゼロ)
headroom proxy --port 8787
# 以降は ANTHROPIC_BASE_URL=http://localhost:8787 などを設定するだけ

ステップ3:動作確認

headroom doctor       # 設定の健全性チェック
headroom dashboard    # リアルタイムで節約額を確認(プロキシ起動中)

Dockerで使う場合

docker pull ghcr.io/chopratejas/headroom:latest
docker run -p 8787:8787 ghcr.io/chopratejas/headroom:latest

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. 圧縮することでAIの回答精度が下がりませんか? A. 公式ベンチマークでは、数学推論(GSM8K)でベースラインと同スコア、読解(SQuAD v2)で19%圧縮時も97%の精度を維持しています。また圧縮はすべて可逆で、AIが詳細を必要と判断すればheadroom_retrieveでオリジナルを取得できるため、情報が永久に失われることはありません。

Q. プロキシモードとMCPサーバーモードの違いは何ですか? A. プロキシモードはHTTPレベルでLLMへの全トラフィックを自動圧縮します(AIが関与しない)。MCPサーバーモードはAI自身が必要に応じてheadroom_compressツールを呼び出して圧縮します。前者はゼロコード変更で全リクエストに適用、後者はプロキシなしで軽量に動作できるという違いがあります。

Q. OpenAI・Anthropic以外のLLMプロバイダーでも使えますか? A. はい。AWS Bedrock・Google Vertex AI・Azure OpenAI・OpenRouterのほか、LiteLLM経由で100以上のプロバイダー(Together・Groq・Fireworks・Ollama・vLLMなど)に対応しています。

Q. 商用プロダクトに組み込んでも大丈夫ですか? A. Apache 2.0ライセンスのため、商用利用・再配布・改変すべて無料で可能です。ロイヤリティや自社コードの公開義務はありません。

LLM(大規模言語モデル)APIオープンソース(OSS)デプロイデータベース(DB)フレームワークリポジトリGitHub