PaddleOCR OSS

PaddleOCRはBaidu発のOSSのOCR(画像・PDFからテキストを抽出する技術)ツールキット。111言語対応・完全無料で、PDF/画像をAIが扱えるJSON/Markdown形式に変換できる。GitHubスター70,000超の実績を持つ。

last-updated: 2026-07-14 · source: database

github_stars85.4k
pricing完全無料(OSSライセンス: Apache-2.0)/ 公式サイトでAPIも提供(詳細は公式サイト参照)
licenseApache-2.0
japanese不明

概要

PaddleOCRは、Baiduが開発・オープンソースで公開しているOCR(光学文字認識=画像やPDFの中の文字を読み取ってテキストデータに変換する技術)のツールキットです。2026年6月時点の最新版(v3.7.0)では、PDFや画像を丸ごと読み込み、AIがすぐ使えるJSON/Markdown形式の構造化データに変換する機能が中核となっています。ライセンスはApache-2.0で、個人・商用問わず無料で利用できます。

注目される理由は、「軽量なのに高精度」という点です。たとえば最新モデルのPP-OCRv6は、わずか34.5Mパラメータ(大型AIモデルの100分の1以下の規模)でありながら、数十億パラメータ級の大規模AIモデルに匹敵する精度を達成しています。RAG(手持ちの資料をAIに読ませて答えさせる仕組み)構築ツールとしてDify・RAGFlowといった人気プロジェクトにも採用されており、GitHubスター数は70,000を超えています。

主な機能

料金プラン

プラン費用内容
OSSローカル版完全無料GitHubからダウンロードして自分のPC・サーバーで動かす。全機能・全モデルが無制限で使用可能
公式ウェブサイトAPI詳細は公式サイト参照www.paddleocr.com にて体験・API利用が可能。セットアップ不要でブラウザから即試用できる

> ⚠️ OSSのライセンスはApache-2.0であり、商用利用も含めて無料です。APIの具体的な料金・制限は公式サイト(www.paddleocr.com)でご確認ください。

導入方法

前提条件: Python 3.8以上(一部機能はPython 3.9以上が必要)

ステップ1: PaddlePaddleをインストール(CPU版の場合)

python -m pip install paddlepaddle==3.2.0 -i https://www.paddlepaddle.org.cn/packages/stable/cpu/

> GPU(NVIDIA)を使う場合はCUDAバージョンに合わせたGPU版を別途インストールします。詳細は公式ドキュメントを参照してください。

ステップ2: PaddleOCR本体をインストール

# 全機能をまとめてインストール(推奨)
python -m pip install "paddleocr[all]"

# 基本OCRのみの場合
python -m pip install paddleocr

ステップ3: 使ってみる(コマンドライン)

# 画像からテキストを抽出する
paddleocr ocr -i ./your_image.png

# 文書レイアウトを解析してMarkdownに変換する
paddleocr pp_structurev3 -i ./your_document.png

ステップ4: Pythonコードから使う

from paddleocr import PaddleOCR

ocr = PaddleOCR(use_doc_orientation_classify=False)
result = ocr.ocr('your_image.png')
for line in result[0]:
    print(line[1][0])  # 認識されたテキストを表示

> ノーコードで試したい場合: 公式サイト www.paddleocr.com にアクセスすれば、インストール不要でブラウザ上から最新モデルを体験できます。

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. 日本語の文字認識はできますか? A. はい、対応しています。最新のPP-OCRv6は単一モデルで日本語を含む50言語(中国語・英語・日本語と46のラテン文字言語)に対応しており、モデルを切り替える必要がありません。PaddleOCR-VLシリーズでは109言語に対応しています。

Q. 完全に無料で商用利用できますか? A. OSSのローカル版(GitHub公開版)はApache-2.0ライセンスのため、個人・法人ともに商用利用を含め無料で利用できます。公式ウェブサイトのAPI機能については、詳細は公式サイト(www.paddleocr.com)でご確認ください。

Q. GPUがない普通のパソコンでも動きますか? A. 動きます。PaddleOCRはCPUのみでも動作するよう設計されており、軽量モデル(tinyティア、1.5Mパラメータ)を選べばApple M4搭載Macでも高速に処理できます。ただし処理速度はGPUに比べて遅くなります。

Q. PythonのコードをまったくBook書いたことがなくても使えますか? A. ローカルへのインストールにはPython(バージョン3.8以上)の環境構築が必要なため、多少の技術的なハードルがあります。コードを書きたくない場合は、公式サイト(www.paddleocr.com)のブラウザ体験機能を使えばセットアップ不要で試すことができます。

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